セフレの欲しい男なら誰しもこう思ったことはないだろうか。
メンヘラっていいな、と。
かくいう私もメンがヘラっている女の子に憧れていた時期があったし、今でもメンヘラと出会いたい時がある・・・。
分かっている皆まで言うな!
メンヘラと関わると最初は良くても、大抵後々面倒くさいことになる。
他の女の子とは会いづらくなるし、彼女面してくるし、何故か烈火の如く怒られる。
怒っている彼女たちにゴメンヘラなどと言おうものなら簡単に包丁が出てきたりもする。
元々精神衛生の良くない不安定な彼女たちは1本の棒切れで支えているジェンガのようなもの。何度も棒を出し入れされればいつかは崩れてしまう。
しかし、私は、私たちは!
メンヘラとの最初の、あの、イチャイチャしつつも影があって後ろめたい複雑な堕落していく感じが、なんていうか、
その、えーっと・・・メンヘラが大好きなんだ!!!!
あと怒っててもエッチしながら好き好き言うとちょっと機嫌良くなるところも好きだ。
出会い系にはそんなメンヘラ女子がかなりいる。
もちろん類に漏れず私も、Uというメンヘラと出会ったのである。
ピアスがグサグサあいたメンヘラと..
Uはフリーターで普段は事務系の仕事をしている女の子。
痩せ気味ではあるが、肉もきちんとついている色白の丸顔ちゃんであった。
ピアスがグサグサ開いているのも特徴的である。
彼女とのファーストコンタクトは酷いものだった。
こんにちはと挨拶をしたら、「うん」とだけしか返ってこなかった。
いわゆる塩対応。
玄関先で挨拶した瞬間、塩を頭から振りかけられた気分だった。
挨拶すると楽しい仲間が増えるんじゃねえのか、訴えるぞ公共広告機構。
その後、必死に話をしていく内に徐々に彼女は私を信用し、まともな文章が返ってくるようになった。
まるで野良猫を飼い始めた気分である。
懐くまで時間はかかるが、懐けばニャンニャンするのがメンヘラだ。
Uの酷い元カレの話や相談を聞いている内に好感度が一定水準を超え、私はそのニャンニャンの対象になったのだ。努力は実る!
と私は言いたい。
最初の塩対応は何だこいつと思ったが、懐けばかわいいものである。
毎日毎日、恋人のようにイチャイチャ電話してお互いが寝るまで電話を切らないなんてのは中々乙なものである。
しかし、メンヘラの良さはこれではない。
メンヘラ女子の良さはSEXにあり!
いざSEXのとき、Uのメンヘラの良さが現れたのだ。
正常位で彼女のベイベールームを突いている時、私の手を自身の首にあてがって言うのだ。
「絞めて」と。
困惑しながら絞めると、当然苦しそうな顔をするU。
心配して緩めると、もっと絞めてと求められる。
絞めるほどにUの狭い膣は締り、私の性なる剣は刺激され気持ちよくなっていく。
何よりも苦しそうなUの顔に興奮を覚えてしまったのである。
新しい扉を開いてしまった気分だ。
首を絞めるだけでなく、おびただしいほどのキスマークをお互いにつけ合い、歯形がつくまで身体に噛みつき合った。
彼女はとにかく自分を承認してもらいたい。だからこそ、私に跡をつけさせ、私を逃がさないために跡をつけるのである。
そうして求めあった後の自分の跡だらけの身体を見ると、妙な満足感を得られるのだ。
自分が堕ちていくような感覚は他に代えられない良さがある。
もちろん、Uとはこの後泥沼の展開が待っている。
しかし改めて言おう、メンヘラが大好きだと!!