

先日皮膚科に行ったら、ちょっとハンサムだなと思ってた先生にローションタイプの塗り薬を処方されて、その際先生が
「お薬、ローション、出しておきますから。そのローションをね、1日2回ね、ローションをね、洗顔後にローションを塗ってね、ローションを…」
とローションローション連呼するもので、いやらしい気持ちになって思わず勃起しそうになりました。
先生、僕とローションで遊びたいんですか?
広義にはローションという言葉は化粧水やこのようなお薬のことも指しますが、でもやっぱりローションといえばセックスの時に使うぬるぬるのプレイ用ローションだと日本国民はみんな思っていると思うのですが、どうなんでしょう。
筆者のような、アナルセックスがメインのゲイの性生活に、ローションは必須です。
(たまに唾と腸汁だけで入る、という猛者もいますが、そこまで行くと肛門括約筋が心配です)
つまりローションについて知りたければゲイに聞けばいいのです。
というわけで今回は、ゲイである筆者が偏見と独断で選ぶ「おすすめのローションを定番から最新のものまで5つ」選ばせていただきました。
もくじ
ゲイが選ぶおすすめのプレイ用ローション5選
ゲイである筆者が偏見と独断で選ぶ、おすすめのローション5つは以下のラインナップ
- オカモトペペ
- 8986(バックヤロウ)
- matsukiyo 潤滑ローション
- SODローションエモーションタイプa
- bdaオーガニックジェリーローションハード
解説していきます。
1.オカモトペペ
「安心安全、一家に一本」というキャッチフレーズで(嘘)お茶の間に広く浸透している定番中の定番、ペペローション。

まるで10年来のセフレのような安心感。
質感、コスパ、手に入りやすさ、どれをとっても優秀。
すべての道はローマ通ず、という言葉がありますが、全てのローションはペペに通じている、と言っても過言ではないほど、オーソドックスなローションです。
ただ「ピエトロドレッシング」と容器がそっくりなので、間違えてサラダにかけないよう注意が必要です。
2.8986(バックヤロウ)
8986と書いてバックヤロウ、実にふざけたネーミングセンスです。
汎用性の高いペペとは違い、こちらはアナルセックスでの使用を前提とした専用のローションで、滑りが良く、乾きにくい作りです。

ローションは乾くと粘着性が上がって滑らなくなるので、アナルにペニスを入れられている側(ウケ)の負担が時間と共に大きくなりがちに。
ですが、これなら途中で付け足す必要なくタチがイくまで気持ちよくアンアン鳴いていられます。
グリセリン不使用で、お腹が痛くなったり肌が荒れたりしづらい、というのも売りにしていますが、お腹の健康を考えるなら無理してお尻の穴におちんちんを入れるなんて乱暴なことはしないほうがいいと思います。
3.matsukiyo潤滑ローション
マツモトキヨシのプライベートブランドから発売されている潤滑ローション。
筆者の周囲では意外にも「ペペより乾きにくいし、安い」と評判がいいです。
確かにその通りの使い心地とコスパなのですが、例えば堂々と「バックヤロウ」とか、エロいことに使う気満々のネーミングのローションがある一方で、薬局の隅で「え?あくまでも肌を保護するための潤滑剤ですが?アナル?セックス?何ですかぁそれ」みたいな顔をしている、健全なパッケージがなんとなくいけ好かないです。
ラストネームは「糸引きぬるぬるタイプ」と「とどまるハードタイプ」のくせに。
そもそも潤滑ローションなんて、正直いやらしい事以外の用途で使う人いるんでしょうか?
レジのバイトの女子高生だって、何も言わずにそっと黒い袋に入れてくれます。髭剃りジェルの代わりに使うとよく剃れるとゲイの間でいっとき話題でしたが、顔面にローションを塗るなんていやらしいこと、よく朝から洗面台の前でできるな、という思いでした。
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4.SODローションエモーションタイプa
こちらはサラサラというよりはトロットロなテクスチャ。

というかむしろ松前漬けを食べるときにこのローションを連想して、最近ちょっと食欲が失せます。
使用感がちょっと重い感じもしますが、その分守られてる感があり、例えば鬼頭が敏感で強く責められると痛い、というような方にはおすすめかもしれません。
ドラッグストアでも手に入りやすく、安価です。ぺぺに並んでこちらも定番の一本。
最近筆者がよくセックスするお気に入りの男の家にも未開封の新品が3本ありました。あれが全部なくなるまでやりまくるのが今年の目標です。
年が明ける頃には松前漬けになっているかもしれません。
ネットのレビューに
「ソファにこぼしましたがちゃんと拭けば跡になりません」
という役に立つのか立たないのかよくわからない情報が載っていましたので、一応こちらにも共有しておきます。
ソファなんかにローション持ち込んで、こぼすまで一体何をしていたんでしょうね。
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5.bdaオーガニックジェリーローションハード
今回ご紹介しているローションは全て筆者自身も使ったことがあるものばかりなのですが、このローションに関しては記憶がありません。
一度だけセックスしたゲイの友人と飲んでいたときに、ローションの話になって盛り上がって、このローションについて「俺使ったことないやあ」と言ったら、「いや、俺としたとき使ったじゃん」と言われて、しかし全く記憶がありません。
何度頭を捻っても使用感が思い出せないのですが、記憶がないということはよほどセックスが気持ちよくて、つまりそれはこのローションが筆者のアナルと超絶相性が良かったということなのかもしれません。
78パーセントが天然成分・オーガニック成分でできているというこんな意識高い系ローションが合うなんて、筆者のアナルは実にリュクスです。
Amazonの商品解説文も「ハードユースでもぷるんと粘度がずっとつづく」と下品さがなく、おしゃれです。ハードユース…まあこの場合、冷静に訳せば「穴を酷使」という意味なのですが。
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まとめ
この記事を執筆するにあたり、筆者の友人の中で間違いなく一番のヤリチンであるゲイの友人(タチ)に「達人おすすめのローションとは、ずばり?」と聞いてみたところ、「弘法筆を選ばず。ローションはウケに、自分の体に合ったものを用意させることを徹底している」とのお言葉をたまわりました。
確かに、ペニスやおもちゃを入れる穴が、アナルにせよヴァギナにせよ、潤滑ローションはいつだって挿入される側の体質に合わせて選ぶべきだし、また挿入される側自身も自衛のために、自分に合ったローションを常日頃から探求し、携帯しておく必要があります。
ローションはコンドームと並んで、セーフセックスのために絶対必要なツールです。
だからお巡りさんに職質されて荷物を検査されたときも狼狽える事なく、堂々と「これさえあればその腰にぶら下げたピストルでも余裕で入りますよ、試してみますか?」と言ってやりましょう。
連行されても責任は取りませんが。
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