

「下着の締め付けが睾丸内の精子の数を減少させる」という話を聞いてから(エビデンスは不明)いっとき、誰かに会うような外出時以外はノーパンで過ごしていた時期があります。

しかし慣れてしまうとこれが結構快適で、今でも時々下着を履かずに家を出てしまうことがあります。
スースーぷらぷらした下半身で街を歩いていると、「ノーパンスウェットナイト」という、ちょっと正気とは思えないゲイイベントに参加した時のことを思い出します。
■筆者の執筆記事
もくじ
ゲイはイベント大好き!ユニークなイベントが豊富
そもそもお祭り好きなゲイという人種は、イベントごとが大好きです。
規模は様々ですが「〇〇ナイト」とか「××会」「△△パーティ」とか。
騒ぐのが好きなのに加えてすけべなのもゲイなので、自然とそのイベントの多くはフェチ系や出会い系に偏りがちです。
イベントといっても内容自体はどれも似たり寄ったりで、同じ趣味を持ったゲイの男たちがクラブやバーなど、一箇所に集まって音楽を流したり、酒を飲んだり、踊ったりしているというそれだけというものが大半ですが。
今回はそんなゲイイベントの中でも、ちょっと刺激的なものを3つご紹介したいと思います。
①ノーパンスウェットナイト
冒頭でも書かせていただきました、下半身のドレスコードがノーパンとスウェットという、フェチズムここに極まれり、というような、いかれた感じのするクラブイベントですが、毎回定員オーバーになるほどの大人気イベントです。

新宿東口エリアでやたらとスウェットズボン姿の男を見かけるな、と思った時はこのイベントが開催されているかもしれません。
入り口でスタッフにズボンの中に手を突っ込まれたり、のぞきこまれるというノーパンチェック(?)を受け、中に入ると薄暗いクラブの中、音楽が爆音が流れており、そこにはスウェット姿の男たちが思い思いに、酒を飲んだり踊ったり談笑していたり。
筆者もビール片手に友人たちと音楽に身を委ねていたら、突然照明がダウン。
真っ暗に。て、停電かあ~?っと騒いでいるとそうではなく、ダークタイムと呼ばれる、一時的に照明を落とすサービスタイム。
この間にノーパンのゲイたちはお互いの股間をスェットの上から触り合うのです。
触る触る、とにかく触られる。あちらこちらから汗ばんだ男のゴツい手が伸びてきて股間を弄られます。
そして電気がつくと、また素知らぬ顔で音楽に合わせて体を揺らす…という趣向です。
体だけではなく、スウェットの下の勃起したイチモツを揺らしている輩もいますが…グレー系のスウェットはシミが目立つので、先走りが出やすい方にはお勧めできません(実体験)
直接的に性器を露出したり性行為をすることは禁止ですが、上級者同士はスウェットのポケットの中に穴を開けておくことで、その中で楽しいことをしているようです。
次は筆者も穴を開けておこうと思います。
②露出狂ナイト
露出狂が日本で一番多い街は埼玉県志木市だそうです(当方調べ)
一度仕事で訪れたことがありますが、自然豊かで開放的でありながら、適度に人口もいるというあの雰囲気が、露出にちょうどいいのでしょうか。
別にそれとは関係ありませんが、こちらもなかなか開放的なイベント、露出狂ナイト。ノースウェ同様大人気のイベントで、都内だけではなく、大阪や沖縄、福岡など全国で開催されています。
ドレスコードはアンダーウェア1枚。下着やブーメラン型の競泳水着、スパッツに褌まで、さまざまな露出度高めの男たちが、そこらじゅうでイチャイチャしています。
筆者は随分前に冷やかしにのぞいた程度なのですが、偶然、これを書いている本日の夜、東京開催があるとのこと。どんな内容になっているのか、公式アカウントを調べてみると…
「アナルの綺麗さを競う日本初のビューティーアナルコンテストもっこり部門もあるよ」
「変態エロ垢・裏垢露出タイム」
「濃いめの雄汁ミルクたっぷりぶっかけSHOWタイム」
と、パワーワードに次ぐパワーワードが。
どこまで本気でどこまでが比喩なのかはわかりませんが、軽い気持ちで参加していいのかもうわかりません。
ビューティーアナルコンテスト…美しいアナル、というものの定義には興味があるので、夜までにこの記事が仕上がったら行ってみようかな、と思います。
③巨根伝説
スウェット、下着、と来て、ついにボロンしちゃったか…という感じですが。

こちらは月1回の開催。基本ドレスコードは、こちらもアンダーウェア1枚。
巨根判定器と呼ばれるハリガタよりもイチモツの太さ・長さのどちらかが大きかった男性には「巨根認定証」が発行され、入場無料。
測定の際は、巨根測定員と呼ばれるスタッフが勃たせてくれるそうです。親切ですね。
ちなみに「潜入」とかタイトルに書いておきながら大変申し訳ありませんが、筆者はまだこのイベントに参加したことはありません。

そもそも巨根の定義とはどのようなものでしょうか?
巨根の定義とは?
昔からよく言われるのは「フル勃起で18センチ」というものですが、最近20代前半の、Z世代の若者などとセックスをすると、みんなそれぐらいのサイズは標準装備、みたいな感じがします。食文化の欧米化が理由でしょうか。
前述のイベントふたつはあくまでもフェチのイベントであり、会場の制約もあるため、ハッテン(直接的な性的行為)は禁止でしたが、こちらは店舗開催のため制限なし、とのこと(会場によるらしいですが)
遊び好きでイベント好きな筆者の友人たちの中にも行ったことがあるゲイがいないので、詳細はわからないのですが…
イチモツのサイズによって違う色の腕輪をつけられるとか、ダンスフロアでそれはそれは大勢の巨根男性たちが、その巨大なイチモツをしゃぶりあったりしているとか、ソファでは本番が始まっちゃてるとか、巨根のコンテストがあるとか、
2丁目を吹いて流れてくる風の噂では、そのような情報がまことしやかに囁かれています。
詳細不明、実在するかもどうかもわからない、まさに伝説のイベント…次回開催の情報をキャッチした際は、覚悟を決めて参加してみようと思います。

これは巨根なのか、それとも粗チンなのか、巨根測定員に聞いてみたいと思います。この間エッチしたお兄さんには「大きい…!」って喜んでもらえたのですが。
■筆者の執筆記事
まとめ:開放的な気分を味わいたいならゲイイベント!
下品かつクリエティブなイベントを次から次へと考えつくのは、さすが欲望に忠実なゲイと言えますね。
実生活でこんなことをしたら即お縄、というようなことを限定された空間でおおっぴらにできるのが、ハード系のゲイイベントの醍醐味です。コロナ自粛などもありストレスの溜まっている方も多い昨今。
ゲイに限らずストレートの男性も、鎧(というか衣類と自尊心)を取っ払って開放的になるのに、ゲイイベントに参加してみるのも一興かもしれませんよ。
また下品ながらも、酒や音楽にうるさいのもゲイなので、どのイベントでも本格的なDJの流す趣味のいいミックスリストや、上質なカクテルが楽しめることが多いです。
ちんこは抜いても手は抜かない、これぞゲイイベント。おあとがよろしいようで。
■筆者の執筆記事